復縁を目指すなら、連絡が取れるようにならなければなりません。
ここでは、元彼や元カノに連絡をするときのポイントについて解説します。
連絡をするタイミングについて
まず連絡をするタイミングについてですが、基本的には「冷却期間が終わったタイミング」が最適です。
冷却期間が終わったタイミングというのは、すぐにでも会える状態のことです。
- 精神的に落ち着き、四六時中相手の考えることがなくなった
- 今なら未練を感じさせず、自然体で接することができる
- 相手の前で別れの原因となった言動を絶対にしないと断言できる
- 確実に変化が伝わるほど問題点を改善できた
このように、いつ会っても良い印象を与えられる準備ができたタイミングで連絡をするようにしてください。早い人なら1ヶ月、平均で2~3ヶ月といったところでしょうか。
準備ができていないにもかかわらず、ただ連絡を取りたいという理由だけで連絡をしても、必ずボロが出て状況を悪化させてしまいます。やめておいたほうがいいです。
参考記事復縁を成功させるために冷却期間が必要な理由と正しい過ごし方を解説
ただし、別れたあとも普通に連絡が取れるのなら、日常的な何気ないやり取りはしていても構いません。未練を感じさせないこと、恋人面をしないことが絶対条件ではありますが、一歩引いて友達として接することができるのであれば、連絡が取れる関係を作っておくことは大きなメリットになりますからね。
あとは、相手の誕生日と重なれば、そのタイミングでお祝いメッセージを送るのもオススメです。
相手から連絡が来れば素直に対応すること
「今は冷却期間中なんですが、相手から連絡が来ました。どうしたらいいですか?」
このような相談をいただくことが多いのですが、こういう場合は素直に対応するようにしてください。
メールやラインが来れば返信をして、電話がかかってくれば会話をする。
これが基本です。
「なぜ連絡をしてきたのか?」なんてことをいちいち考える必要はありません。どうでもいい内容であろうが、相手に未練があろうがなかろうが、わざわざ行動を起こしてくれたわけですから、それには何かしらの理由があるはずです。
連絡をしてみようと思ったときには、相手の頭の中にはあなたの顔が浮かび、あなたのことを考え、いろんなことを思い出しています。そして、「返信が来るかな」「電話に出てくれるかな」と、少なからず相手も不安を感じながらその瞬間を待っています。
これは連絡を取る最高のきっかけになりますし、復縁に繋がる関係を作るための最大のチャンスでもあるわけです。
返信をしたのに無視されたり、電話に出たのに一言も喋らずに切られるということは、この状況なら普通は考えられないじゃないですか?
無視をする理由があるのなら話は別ですが、復縁を目指しているのなら無視をしてもいいことなんかありません。せっかくのチャンスなんですから、この機会を生かして次に繋げないと勿体ないですよ。
このときのポイントとしては、「聞かれたことに答える」というスタンスで受け答えをすることです。
- 相手から聞かれたことに答える
- 相手の話に興味を示し、その話を広げようとする
- 自分のことは必要以上に話さない
- メールなら短く簡潔に!余計なことは書かない
- 会話を長引かせようとしない!無理にやり取りを続けようとしない
- でも、楽しい雰囲気は伝わるように接する
このようなことを意識して、必要最低限のやり取りで終わらせるようにしてください。
誘われたら会っても構わない
もし冷却期間中に相手から連絡が来て食事などに誘われた場合は、会っても構いません。誘われるということは、どんな理由であれ、あなたと会いたいと思っているからです。会いたくない人のことを誘うことはないので、あなたに対して悪い感情は持っていないと思っていいでしょう。
しかし、それだけで相手に未練が残っていると判断するのは早過ぎます。復縁なんてこれっぽっちも考えていないけど、気を遣わなくていい友達として誘われただけかもしれませんし、何かを渡す(返す)ために会おうとしている可能性だってあります。
なので、このときも絶対に未練を見せてはいけませんし、復縁を望んでいることを悟られてはいけません。
まだ精神的に不安定で、相手を前にすると何を言ってしまうか分からない人は、何か理由をつけて断ったほうがいいでしょう。
返信をもらうための8つのポイント
これから連絡を取り始める人は、返信をもらうために以下の8つのポイントを意識するようにしてください。
- 絶対に未練を感じさせないようにすること
- 別れたときのことには触れない
- 連絡をしたことに対して意味の分からない謝り方をしない
- 「返信はいらない」とは書かない
- 目的を明確にすることが重要
- 一文を短くする
- 余裕のある時間帯に連絡をする
- 一度時間を置いて読み返す
1.絶対に未練を感じさせないようにすること
基本中の基本ではありますが、まず気をつけてほしいのが、「未練を感じさせない」ということ。
ほとんどの人が元カレ・元カノという立場で連絡をしていますし、頭の中は復縁のことでいっぱいで、相手に気に入られようと必死になっています。それでは必ず未練が伝わってしまいます。
あなたから連絡が来たとき、相手の頭をよぎるのは、「また復縁話かも」ということです。別れるときに何度も復縁を迫ったり、しつこく未練を伝えていたのであれば、すべてを復縁と結びつけて考えてしまうのは仕方のないことです。
相手の警戒心を和らげるためには、その立場は忘れて、友達として久しぶりに連絡をする感覚でメールを送ることが重要になってきます。
とにかく最初は「挨拶+一言」で十分です。
友達に久しぶりに連絡をするときって、そんな感じじゃないですか?最初は挨拶に何か一言を添えた程度のメールやLINEを送ると思います。それと同じです。
物足りないくらいがちょうどいいんです。堅苦しい内容よりも、警戒しながらメールを開いた相手を拍子抜けさせるような内容のほうが返信率も高くなります。
元恋人に連絡をするとき、不安が大きすぎて、返信が来ないかもしれないということを考えてしまい、どうしても一度に色んなことを書きたくなると思います。
でも、それじゃ不自然なんですよ。友達に連絡をするときはそんなこと考えませんよね。返信が来ることを前提として、必要最低限の内容を送ると思います。
あれもこれも伝えたくなるかもしれませんが、余計なことを書けば書くほど警戒されるリスクが高くなるということを頭に入れておいてください。
2.別れたときのことには触れない
別れたときのことや別れの原因にも触れてはいけません。
「あの時は本当にごめん…」「自分がどれだけ悪かったのか分かったよ…本当に反省してる…」など、久しぶりだからこそ改めて謝罪をしたり、反省していることなどを伝えたくなると思います。
しかし、それでは相手が忘れようとしている嫌なことを思い出させてしまいます。せっかく冷却期間を置いたのに、また当時のことを鮮明に蘇らせてしまうわけです。
また、今さらそんな内容のメールが来ても、困るだけだと思います。「別にもういいよ」としか言いようがないですからね。
しばらく連絡を取っていないと、別れたときのことや冷却期間中の「空白の時間」を意識してしまうと思いますが、もう終わったことを気にする必要はありません。どうしても謝りたいことがある場合は、冒頭で軽く謝る程度にしておいてください。
3.連絡をしたことに対して意味の分からない謝り方をしない
「いきなりメールしてゴメンね」
こんな一文をよく目にします。
冒頭でこんな風に書いている人がいるんですが、別れたからといって連絡をしたらいけない理由なんてありません。メールをするのにわざわざ謝る必要もありません。久しぶりに連絡をするだけです。相手に気を遣う理由はないはずです。
それなのにこんな一文から入るということは、別れたときのまま時間が止まっている証拠です。丁寧に書くと、「別れたのに、いきなりメールしてゴメンね」って言っているわけですよね?
これって、すごく不自然だと思いませんか?意味が分かりませんよね?
何でもない一言だと思うかもしれませんが、確実に相手は違和感を覚えます。
冒頭は「久しぶり!」って感じで自然に入れば大丈夫です。
4.「返信はいらない」とは書かない
他にも多いのが、返信を求めないパターンです。
「返信はいらないからね」「忙しかったら無理に返信しなくていいよ」
これも気遣いだとは思いますが、なぜかメールの最後にこう書いている人が多いんですよね。
確かに、「メールを送ることでどう思われるのか?」という不安はあると思います。「もし返信がなかった場合の予防線を張っておきたい」という気持ちも分かります。
でも、こんな風に書いていたら本当に返信は来ないと思います。これからやり取りをしようとしているのに、自らそのきっかけを潰すようなものです。
そもそも友達にメールをするとき、わざわざ「返信はいらない」なんて書きますか?そういうのは一方的な報告をするときや、自分からメールを終わらせるときくらいではないでしょうか?
変な気遣いは必要ありません。
5.目的を明確にすることが重要
久しぶりのメールで、挨拶から始まり、別れたときのことに触れて謝罪をして、相手の近況を聞き、自分のことも伝え、そして最後には体調を気遣うようなことを書いたりしていると、相手にどう行動してほしいのか分からないメールになってしまいます。「何に対して返信すればいいのか」と考えさせてしまうと、相手はメールを閉じて携帯を置いてしまうでしょう。
例えば、以下のような内容。
久しぶり、元気にしている?私は最近忙しくて、仕事漬けの日々を過ごしているよ。
○○も仕事が忙しいのかな?休みの日は何して過ごしている?
暑い日が続くから、体調を崩さないように気をつけてね。
これでは、連絡をしてきた目的がさっぱり分かりませんよね?
久しぶりなのに、いきなりこんなメールが来ても意味が分かりませんし、返信の必要性も感じません。「だから何!?」と思われて終わりです。
よく「疑問系のメールを送ると効果的」だと言われますが、目的が分からない疑問系では意味がないんですよ。「何でいきなりそんなこと聞いてくるの?」と思われ、不信感が増すだけです。
返信率を高めるためには、メールをした目的を明確にして、相手が返しやすい内容を送ることが重要になってきます。
その一番簡単で効果的な方法は、1回のメールで1つことだけを伝えるようにすることです。
- 聞きたいことがあれば、その質問をするためだけのメール
- 何か教えたいことや伝えたいことがあるのなら、それを伝えるだけのメール
- 誕生日などのお祝いをしたいのなら、そのメッセージを送るだけのメール
という感じで、「なぜ連絡をしたのか?」「その目的は何なのか?」ということがはっきりと分かるメールを送ることを心掛けてください。
そうすれば、相手はそれに答えるだけでいいので、どんなに警戒していても返信をくれる可能性が高くなります。
別れたとはいえ、好きだった人を無視するというのは相手も心苦しいものです。罪悪感もあるので、シンプルで返信しやすい内容を送ってあげれば、ちゃんと行動に移してくれるはずです。
6.一文を短くする
さらに分かりやすいメールにするためには、一文を短くすることも意識してみてください。メールを開いたときに一瞬で目に入り、すぐに理解できる文章を書くということです。
例えば、以下のような文章。
今日○○のライブを見に行ってきたんだけど、歌声は最高だし、会場は凄い盛り上がってたし、楽しくてずっと興奮してたから、時間が経つのもあっという間だったよ。
言いたいことは分かるけど、しっかり読まないと理解できないですよね?
実際にこういう文章を書く人が多いのですが、メールの一文を短くするだけで一気に見やすくなります。
今日○○のライブを見に行ってきたんだけど、歌声も会場の盛り上がりも最高だったよ!あんなに興奮したのは久しぶり。楽しくて時間が経つのもあっという間だったよ。
ほんの少しの変化ですが、同じ内容でも分かりやすくなり、読んですぐに理解できるものに変わったと思います。微妙な違いですが、文章によって印象も変わりますよね。
告白をするときだって、「好きです!付き合ってください!」と言ったほうが伝わるのと同じです。
7.余裕のある時間帯に連絡をする
相手の生活スタイルが分かっているのであれば、余裕がある時間帯に連絡をするようにしましょう。
昼間に仕事をしている人なら、バタバタしている朝や仕事中よりも、ゆっくり過ごせる夜のほうが返信率が高くなるのは言うまでもありません。
確実に携帯を触っているであろう時間なら、「連絡が来たことに気づかなかった」という言い訳を排除できるので、返信したほうがいいという気にさせることができます。
8.一度時間を置いて読み返す
メールの場合、時間をかけて内容を考えることができます。そして、その内容を何度でも確認することができます。
どんな展開が待っているか分からない電話とは違います。相手の声や反応で感情を乱されることもありません。
それなのに、思いついたまま文字を打ち、勢いで送ってしまう人がいます。そんな人に限って、目的がさっぱり分からない内容になっていたり、自分のアピールや未練を感じさせるような内容になっていたりするんですよね。
実際にサポートをしている方のメールを添削していても、必ずといっていいほど返信に困るような内容になっています。
余計なことを書いている人も多いです。たった一文が返信が来るかどうかを左右することもあるので、注意が必要です。言葉の選び方や表現方法でも印象はガラッと変わります。
だから私は、「メールを打ったら半日から一日は置いて、もう一度その内容を見返すようにしてください」と常に言っています。
- 未練を感じさせるような文言がないか?
- 相手に気を遣いすぎていないか?
- 唐突に質問をして強引に返信を求めていないか?
- 目的が分からないメールになっていないか?
このようなことを必ずチェックするようにしてください。
「この文はなくてもいいかな?」と思ったら、その部分は消したほうがいいですし、全体的にしっくりこなければ一から作り直したほうがいいです。
返信がなかった場合は?
すぐに返信がなかったとしても、それは相手が警戒をしていて、まだ返信をするかどうか迷っている可能性があります。元恋人からの連絡にどう対応したらいいのか分からない人も少なくありません。
不安だとは思いますが、数日後に返信が来ることもあるので、最低でも1週間は待つようにしてください。
それでも返信がなかった場合は、前回の内容を補足する形で改めて連絡をしてみましょう。何か質問をしたのであれば、その質問をもう少し詳しく説明するといった感じです。スルーされている状況でいきなり内容を変えるのは不自然ですからね。
このとき、無視したことを問いただしたり、返信を促すために「連絡ください」と書いたりするのは絶対にNGです。返信するかどうかは相手が判断することなので、そこは勘違いしないようにしてください。
3回目からは内容や連絡手段を変える
2回目も返信がなかった場合は、前回よりも少し時間を空けるようにしましょう。2週間くらいを目安にするといいです。
そして、次は内容を変えるようにしてください。相手の趣味や興味があることに絡め、それに関連した質問などをして、つい教えたくなるような内容にするといいと思います。
また、連絡手段を変えてみるのも一つの手です。これまでメールを送っていたのなら、3回目はLINEで、LINEを送っていたのならメールで。思い切って電話をしてみてもいいでしょう。
相手の心の準備もでき、無視をしていることに対する罪悪感も大きくなっているタイミングなので、よほど内容に問題がある場合を除き、このあたりで連絡が取れるようになるはずです。
もしそれでも連絡が取れない場合は、2週間~1ヶ月程度時間を空けるようにしてください。共通の友人がいる場合は、その人に間に入ってもらうことも考えたほうがいいかもしれません。
まとめ
長くなりましたが、以上が、復縁を目指す元恋人に連絡をするときに意識してほしいことです。
これを参考にしていただければ、必ず連絡が取れるようになるはずです。
何より大切なのは、復縁のことは考えずに、単純にお互いが楽しめるやり取りをすること。
これに尽きます。
変に意識せずに、異性の友達に連絡をするようにするのが一番自然だと思います。
それで返信が来たら、以下の記事を参考にして次のステップに進んでください。
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