「別れるとき、いくら謝っても全然ダメだった…」
そんな人も多いと思います。
一体、何がいけなかったのか?
どう謝ればよかったのか?
謝っても相手の気持ちが変わらなかった理由と、復縁をするための正しい謝罪の仕方についてお伝えします。
謝っても相手の気持ちが変わらなかった理由
それには以下の3つの理由が考えられます。
完全に気持ちが固まっていたから
もう一切未練が残っていない。別れることしか頭にない。何を言われても気持ちは変わらない。
相手がこのような心境だと、いくら謝っても聞く耳すら持ってもらえません。何を言っても無駄な状態です。
相手の気持ちが完全に固まっていた場合は、謝ってどうにかなる問題ではないので、一旦別れを受け入れて引き下がるしかありません。
相手が謝罪を受け入れられる状態ではなかったから
例えば、浮気や嘘が原因で別れることになった場合は、謝られてもそう簡単に許すことができないと思います。
これまでも同じ過ちを繰り返していた場合は、謝っても、「どうせ口だけでしょ」「もうこの人には何も期待できない」と思われるはずです。
また、別れ話をしているときには、どうしても感情的になってしまう人がいます。別れを受け入れてほしいのに「別れたくない」と言われると、「どうして分かってくれないの?」という気持ちが大きくなるからです。
相手が求めているのは、別れることです。謝罪ではありません。
このように、状況によっては、相手が謝罪を受け入れられる状態ではないことがあります。
この場合も、謝って復縁できるとは考えないほうがいいです。
的外れな謝罪をしていたから
別れを告げたものの、実は相手に未練が残っていることも少なくありません。
もちろん、何か原因があって「別れたい」という気持ちになっているのは間違いないと思います。
でも、変わってくれるのなら、よりを戻してもいい。
こっちの気持ちを理解してくれるのなら、もう一度チャンスをあげてもいい。
そう思っている可能性もあります。
実際に、別れ話を切り出されたけど別れずに済んだ人や、一度別れたけどすぐにやり直せた人がいるのも事実です。
それは、別れ話をしているときに、「よりを戻してもいいかな」「もう一度チャンスをあげてもいいかな」と思うきっかけがあったからです。
そういう人は、自然と相手に期待感を抱かせるような正しい謝罪ができていたんだと思います。
それに対し、復縁できない人は、的外れな謝罪をしています。
相手が別れを決意した原因とはまったく関係のないことについて謝っていた可能性が高いんです。
「こういうことをしてごめん」「こういうところを変えるから」「もっとこうなるから」
こんな風に伝えた人もいると思いますが、どれも相手が求めていた言葉ではなかった可能性があるんです。
相手はどう思ったでしょうか?
「この人は何にも分かっていない」「よりを戻しても上手くいくはずがない」
こう思い、もう次に進む決意を固めたはずです。
ただ自分が謝りたいことを謝るばかりで、相手が求めている謝罪ができなかったら、さらに気持ちは離れていきます。
復縁の可能性を高める正しい謝罪の仕方
重要なのは、相手が別れを決意した原因について謝る、ということです。
別れを決意させた自分の言動に触れ、相手の気持ちを理解できていなかったことや変われなかったことについて謝るようにしてください。
別れの原因として考えられる自分の言動に触れることで、自分のダメだったところを自覚できたことが伝わります。
相手の気持ちを理解できていなかったことについて謝れば、「やっと自分のことを分ってくれた」という印象を持ってもらえます。
変われなかったことについて謝れば、「今度こそ変わってくれるかも」と思ってもらえるようになります。
こうすることで、相手が復縁を考えてくれる可能性が高くなります。
さらに、具体的にどう変わるかを伝えることもできたらベストです。
- 相手は自分に何を求めていたのか?
- どうなってほしいと思っていたのか?
原因が分かれば、それについても見えてくると思います。
謝ったあとには、そのことにも触れるようにしてください。
「これからはこんなことに気をつけるから」「こうなれるように変わるから」という感じで。
そしてその上で、もう一度やり直せないかを聞いてみるといいでしょう。
その思いが伝われば、チャンスをくれると思います。
まずは別れの原因を理解することから始める
とはいえば、別れの原因を理解できていなければ、的外れな謝罪になってしまいます。
原因がはっきりと分かっている場合は大丈夫ですが、曖昧な場合は、まず別れの原因を理解することから始める必要があります。
これは実際に付き合っていたあなたにしか分からないことです。
- ケンカをしたときのこと。
- ケンカになるきっかけとなったこと。
- 相手から注意されていたこと。
- 相手の機嫌が悪くなったときのこと。
- 口で言うだけで行動に移せていなかったこと。
こういったことを思い出しながら、別れの原因を探す作業を行ってください。
必ず答えが見えてくるはずです。
別れるときに本人から直接言われた人もいるかもしれませんが、それが本当の原因とは限りません。
自分でも原因を探してみてください。
原因が分からない場合は謝らないこと
「いくら考えても原因が分からない…」
その場合は謝るのはやめてください。
何に対して謝っているのか分からなくなりますし、的外れな謝罪をすれば、さらに印象が悪くなります。
時間をかけ、じっくりと原因を探すようにしてください。
謝罪をするときの注意点
謝罪をするときに気をつけてほしいこともあります。
必死になって自分の想いを訴えたり、相手に復縁をお願いをしたりするようなことは絶対にしないでください。
「今度こそ変わるから」「お願いだからチャンスをちょうだい」
こういうことを言ってしまうと、謝罪ではなく、ただ自分の気持ちを押し付けているだけになってしまいます。
重要なのは、謝罪をすることです。
相手に別れを決意させた自分の言動に触れ、その気持ちを理解できていなかったことや変われなかったことについて謝り、反省をしていることや変わろうとしていることを伝えるのが目的です。
その謝罪を受けて復縁するかどうかを決めるのは、相手です。
そもそも、こちらはお願いできる立場ではないんです。
だから、復縁を受け入れてもらおうとするのではなく、「やり直せないかな?」と聞き、相手に判断を委ねるべきなんです。
必死さが伝わってしまうと、復縁をしたいから謝っている、という印象を持たれる可能性があります。
とにかく冷静に謝罪をすることを心がけてください。
謝罪をするタイミングは?
謝罪をするタイミングは、できるだけ早いほうがいいです。
別れの原因を理解できたら、すぐに謝るようにしてください。
ただ、すでに別れてから2週間以上経っている場合は、もう相手は気持ちを切り替えている可能性があります。
今さら謝っても未練が伝わるだけで、状況が良くなることはないでしょう。
時間が経っている場合は、謝罪はせずに、そのまま冷却期間を置くようにしてください。
謝るときの連絡手段は何でもいい
LINE、メール、電話、手紙、直接会う。
謝るときには、どれを選択しても構いません。
伝えやすいものを選んでください。
LINEかメールが無難だと思いますが、自分の言葉で伝えたかったら電話をかけてもいいし、会える状況なら直接会って伝えてもいいと思います。もちろん手紙でも。
謝罪の仕方が重要であり、連絡手段で結果が変わることはないので、そこは気にしなくて大丈夫です。
断られた場合は冷却期間を置く
謝っただけでは復縁できないこともあります。
実際に変化を感じない限り、何を言っても信用してもらえないことがあるからです。
でも、大丈夫です。
断られたとしても、ここでお伝えした謝罪の仕方を実践していれば、原因を理解できていることや自分の問題点を自覚できていること、相手の気持ちを分かろうとしたこと、変わろうとしていることなどが伝わっています。
謝罪を無視された場合も同じです。
相手が謝罪を受け入れられる状態でなければ、返信が来ないこともあります。
でも、あなたの謝罪の気持ちはちゃんと伝わっています。
それができているだけで、相手のあなたに対する印象は確実に良くなっています。
今は無理でも、これから冷却期間を置き、その間に変わる努力をして、実際に相手と会ったときに変化に気付いてもらえたら、かなりの確率で復縁できると断言できます。
それまでに必要な期間は原因によって変わってきますが、1~3か月もあればあなたの変化に気付いてもらえるでしょう。
詳しくは以下の記事で解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
参考記事復縁を成功させるために冷却期間が必要な理由と正しい過ごし方を解説
復縁をするための謝罪の仕方についてのまとめ
相手の心境や別れの原因によっては、謝ったくらいでは復縁できないことがあります。
でも、別れの原因を理解できていることや変わろうとしていることが伝われば、考え直してくれることも少なくありません。
実際にそれで別れずに済む人やすぐによりを戻せる人もいます。
また、そのタイミングではダメだったとしても、ちゃんと謝っておけば、確実に復縁に繋がります。
別れたばかりで、別れの原因を理解できている場合は、ここでお伝えしたことを参考にしてみてください。